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渡りにタクシー

東京に住み始めました。

 

転居の際はいつも最後の最後にやっぱり捨てずに持って行こう、と詰め込んだもので鞄を膨れあがらせてしまいます。

 

スーツ・サブバッグ・キャリーバッグの大荷物を引きずって転居地の最寄り駅に降り立つ頃には、新幹線に乗って駅に着けば徒歩10分程度だしまあ平気でしょ、と高を括った荷造り中の自分をうらめしく思いました。

 

 改札を抜けた先にはタクシー乗り場があり、のろのろと数台の乗客を待つタクシーが牛歩さながらに流れていて、渡りに船とはこういうこと!と、贅沢に思いつつもこちらものろのろと近づいて運転手さんに荷物をトランクへ乗せてもらい、荷重から解放された手を軽く振りながら後部座席に乗り込んだ。

 

 転居早々無駄な出費をしてしまうなあと少し気を揉んでいたら「1月30日から23区、三鷹市武蔵野市のタクシーは初乗り410円」と車内に書かれているのを見つけた。

利用頻度を上げる為のタクシー協会による改定らしく、距離単価は値上げしたものの4km以下なら今までと比較して安く乗れる、ということで顔を緩ませてしまう。

 

 東京は来る度にメトロが安くて良いなあと思っていたんですけど、タクシーも安いなんてと協会の思惑に感謝しながら新居に辿り着いた。

 

 今は3日目の夜を過ごしていて、自転車に乗っている人が少ないことやスーパーでみかける通話中の人が標準語で話していること、テレビで紹介されるお店はその気になれば足を運べることに気づいたりしています。

 

自転車に乗らなかったら食材を買うときに重たくないの?と不思議だったけど、わたしの住んでいる場所は世帯人員の平均が1.5人だそうなので、あまり自炊をする必要がないのかもしれないなと思いました。

 

駅の方まで出れば美味しそうな飲食店がずらずらと並んでいるので、近隣で友達ができたら食べに行きたい。でもそれはしばらくかかりそうなので、まずはおひとりさまでも行けそうなところから回ってみたい。

 

本当に住み始めたんだなあ。